茎菜(読み)くきな

精選版 日本国語大辞典 「茎菜」の意味・読み・例文・類語

くき‐な【茎菜】

〘名〙 茎漬にする大根カブなどの野菜をいう。《季・冬》 〔俳諧・はなひ草(寛永二〇年本)(1643)〕
浮世草子好色万金丹(1694)五「蠣割る男茎菜(クキナ)洗ひの赤前垂に」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の茎菜の言及

【食用植物】より

…おもに,副食や惣菜として食用とされ,ビタミン類やミネラルなどの栄養素を人間に供給する。野菜類は食用とする部分に従って,果菜類,根菜類,葉菜類,茎菜類,花菜類に分ける。果菜類は,草本植物の果実をおもに食用とする野菜で,ウリ科(キュウリ,スイカ,カボチャなど)とナス科(ナス,トマト,ピーマンなど),マメ科に属するものが多い。…

※「茎菜」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android