茂山千五郎家(読み)しげやませんごろうけ

世界大百科事典(旧版)内の茂山千五郎家の言及

【大蔵流】より

…虎明の弟清虎が初世,3世時虎の代に金剛座付に転じて江戸へ移住,7世虎光などが継いだが,明治時代に断絶した。
[茂山家]
 元来京都の狂言師として続いた家らしいが,江戸後期に茂山久蔵英政の弟子正虎が9世を継ぎ,近江井伊藩に召し抱えられて茂山千五郎家が確立した。相弟子の義直は分家茂山忠三郎家を興し,その子良豊の義子弥五郎も別家を興し1963年能の金春流宗家より善竹の姓を贈られて善竹家となった。…

※「茂山千五郎家」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android