苫小牧産ほっき貝(読み)とまこまいさんほっきがい

事典 日本の地域ブランド・名産品 「苫小牧産ほっき貝」の解説

苫小牧産ほっき貝[水産]
とまこまいさんほっきがい

北海道地方、北海道の地域ブランド。
苫小牧産のほっき貝。国内で最も多い水揚げ量を誇り、厳格な管理下で殻長9cm以上の良質の大型貝だけが出荷されている。苫小牧産ほっき貝は、カリウムマグネシウム・鉄などのミネラル成分が豊富。肝機能動脈硬化の改善および成人病の予防に効果のあるタウリン、旨み成分であるグリシン・アラニンも多く含まれ、栄養面でも優れた特徴を有する。甘みを含んだ歯ごたえと旨味をたっぷり含んだ味わいが魅力的。2007(平成19)年7月、特許庁地域団体商標に登録された。商標登録番号は第5062178号。地域団体商標の権利者は、苫小牧漁業協同組合。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「苫小牧産ほっき貝」の解説

苫小牧産ほっき貝

北海道苫小牧(とまこまい)市で生産されるホッキガイ。殻長9cm以上の大ぶりのもののみを出荷する。地域団体商標。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android