苦杯(読み)クハイ

デジタル大辞泉 「苦杯」の意味・読み・例文・類語

く‐はい【苦杯】

《にがい酒を入れた杯の意》にがい経験。つらい経験。
[類語]経験体験見聞洗礼苦汁見聞き耳目追体験遍歴場数を踏む

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「苦杯」の意味・読み・例文・類語

く‐はい【苦杯】

〘名〙 にがい酒を入れたさかずき。転じて、にがい経験。
神野信一講演集(1932)〈神野信一〉四「今や彼等より受けた苦盃を、我が自彊組合の血汐によって浄化し、今日の喜びを得たのである」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android