苦慮(読み)くりょ

精選版 日本国語大辞典 「苦慮」の意味・読み・例文・類語

く‐りょ【苦慮】

〘名〙 苦心してさまざまに考えをめぐらすこと。〔日誌字解(1869)〕
文明論概略(1875)〈福沢諭吉〉二「衆論の非を患ひ百方苦慮して」

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デジタル大辞泉 「苦慮」の意味・読み・例文・類語

く‐りょ【苦慮】

[名](スル)苦心して、いろいろと考えること。思い悩むこと。「対応に苦慮する」
[類語]苦心腐心鏤骨悩む苦しむわずらもだえる思い煩う思い迷う思い乱れる苦悩する懊悩おうのうする煩悶はんもんする憂悶ゆうもんする苦悶くもんする頭を痛める頭を悩ます思い詰める

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普及版 字通 「苦慮」の読み・字形・画数・意味

【苦慮】くりよ

苦心。

字通「苦」の項目を見る

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