若鳥(読み)ワカドリ

デジタル大辞泉 「若鳥」の意味・読み・例文・類語

わか‐どり【若鳥/若鶏】

(若鳥)生まれて間もない鳥。ひな鳥。
生後80日前後の若い鶏。また、その肉。肉が柔らかい。
[類語]にわとりとり雄鶏雌鳥ひよこ雛鳥地鶏尾長鶏長尾鶏チャボ軍鶏シャモ東天紅一番鶏ブロイラーコーチン白色レグホン

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「若鳥」の意味・読み・例文・類語

わか‐どり【若鳥】

〘名〙
① 若い鳥。成鳥になる前の鳥。また、その肉もいう。ひな鳥。
説経節・さんせう太夫(与七郎正本)(1640頃)上「ことに此とりわかとりなれば、すへのはんじゃうする様に、りゃうほうへうりわけてとらせうぞ」
② 年若い男。うぶな男。また、うぶなこと、純真であることのたとえ。
評判記・吉原源氏五十四君(1687)もろこし「若鳥にはきづかはしう思はれ侍る」
③ 年若い遊女。若詰(わかづめ)
浮世草子傾城歌三味線(1732)二「つゐに目なれぬ器量の若鳥御同道にて」

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