若年進行麻痺(読み)じゃくねんしんこうまひ

世界大百科事典(旧版)内の若年進行麻痺の言及

【進行麻痺】より

…明治末期には精神病院入院患者の約20%がこの病気であったが,ペニシリン療法の普及後,一時期新たな発生はほとんどなくなったが,近年また再出現している。好発年齢は40歳以後であるが,ごくまれに先天性梅毒によって少年期などに出現する若年進行麻痺がある。精神病のなかでは,原因,身体症状,病理所見が明らかになった唯一のものである。…

※「若年進行麻痺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」