家庭医学館 の解説 じゃくねんせいこくしょくしゅすぴっつぼはん【若年性黒色腫(スピッツ母斑)】 黒色腫といっても、悪性黒色腫とはちがい、良性の腫瘍(しゅよう)です。おとなにできることもありますが、おもに幼児にでき、急速に大きくなる特徴があります。 顔面によくできますが、他の場所や色素性母斑(しきそせいぼはん)の病変内にできることもあります。腫瘍は円形ないし楕円形(だえんけい)をしてドーム状に盛り上がっており、色は淡紅色から褐色調のものが多く、表面はなめらかです。 悪性黒色腫との区別がむずかしい場合がよくあります。 治療は、切除が適当です。 出典 小学館家庭医学館について 情報