苗族(読み)びょうぞく

精選版 日本国語大辞典 「苗族」の意味・読み・例文・類語

びょう‐ぞく ベウ‥【苗族】

〘名〙 中国西南部の少数民族。古くから中国史料に出現、唐末には湖南で独立し、清代には四川付近で度々反乱を起こした。現在は中国西南部諸省および広西壮(カンシーチワン)族自治区からベトナム・ラオス・タイ北部に居住する。苗。ミャオ族

ミャオ‐ぞく【苗族】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「苗族」の意味・読み・例文・類語

びょう‐ぞく〔ベウ‐〕【苗族】

ミャオ族

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「苗族」の意味・わかりやすい解説

苗族 (びょうぞく)

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

百科事典マイペディア 「苗族」の意味・わかりやすい解説

苗族【びょうぞく】

ミヤオ(苗)族

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「苗族」の意味・わかりやすい解説

苗族
びょうぞく

ミャオ族

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

旺文社世界史事典 三訂版 「苗族」の解説

苗族
びょうぞく

ミャオ族

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

世界大百科事典(旧版)内の苗族の言及

【槃瓠】より

…中国の南方族であるミヤオ(苗(びよう))族の始祖神。《山海経(せんがいきよう)》海内北経に犬封の国があり,その郭璞(かくはく)の注に,盤瓠が戎王を殺し,高辛氏が美女を与えたが,生んだ男子は狗であったという。《捜神記》に説話として完成される。いまミヤオ族,ヤオ(瑶(よう))族が盤王として信仰するものは盤古説話と混同したところがあるが,瓠(ひさご)(ヒョウタン)も生命の宿る器で神話的性質をもつ。曲亭馬琴の《南総里見八犬伝》は,この説話にその発想を得たものである。…

【ミヤオ族(苗族)】より

…これまで〈純苗〉と考えられるものに貴州省における紅苗・黒苗・白苗・青苗・花苗の5種の〈苗〉があげられるが,彼らはまたそれぞれ独自の名称をもっており,黒苗はモン・ローHmong‐tlo,花苗はモン・ドウHmong‐dou,白苗はモン・ベアHmong‐bea,などと称している。鳥居竜蔵の《苗族調査報告》によれば,青岩の花苗や安順近辺のミヤオはそれぞれムーmuまたはムンmúnと称しているといわれる。なお筆者が調査した西北タイのビエンパパオの白苗村およびチエンマイ州ホッド地方に住む黒苗村の場合では,彼らの間では,ただモン・ドゥHmong Doew(またはH’moong Doew)とモン・デュアHmong Dyuaの2種のミヤオしか知られていない。…

※「苗族」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android