芸が身を助けるほどの不仕合わせ(読み)げいがみをたすけるほどのふしあわせ

精選版 日本国語大辞典 の解説

げい【芸】 が 身(み)を助(たす)けるほどの不仕合(ふしあ)わせ

生活ゆとりのあった時代に道楽で習い覚えた芸を、すっかりおちぶれた後で、生計のもとでとして世を送ること。また、その境遇。「芸は身を助ける」を皮肉な面からいったもの。〔譬喩尽(1786)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 の解説

げいたすけるほどの不仕合ふしあわせ

生活にゆとりのあったころ道楽で身につけた芸を、生計のために役立てなければならないほど落ちぶれること。「芸は身を助ける」を皮肉にいったもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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