花箋・華箋(読み)かせん

精選版 日本国語大辞典 「花箋・華箋」の意味・読み・例文・類語

か‐せん クヮ‥【花箋・華箋】

〘名〙
① (「箋」は料紙手紙用の紙の意) 先方の手紙を敬っていう語。すぐれた書簡華翰(かかん)華墨(かぼく)。〔王安石‐謝夏察推啓〕
② 美しい料紙。花牋
※江吏部集(1010‐11頃)中・述懐古調詩一百韻「五言八十字、瀝思写華牋

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android