花挿(読み)はなさし

精選版 日本国語大辞典 「花挿」の意味・読み・例文・類語

はな‐さし【花挿】

〘名〙
① 花をいけること。生花(いけばな)技術。また、それを持っている人。生花の師匠
浮世草子・浮世栄花一代男(1693)四「花さし連歌の執筆いづれあたまはまろめしが」
※桑の実(1913)〈鈴木三重吉〉一三「あの花挿へは他のいい花を何か挿す積りですがね」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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