花の雨(読み)はなのあめ

精選版 日本国語大辞典 「花の雨」の意味・読み・例文・類語

はな【花】 の 雨(あめ)

桜の花の咲くころの雨。桜にふりそそぐ雨。また、桜の花のしきりに散るさまを雨に見立てていう。《季・春》
※俳諧・犬子集(1633)二「ねぶらせて養たてよ花のあめ貞徳〉」

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デジタル大辞泉 「花の雨」の意味・読み・例文・類語

はな‐の‐あめ【花の雨】

桜の花に降りそそぐ雨。また、桜の咲くころの雨。 春》「風に汲むかけひも濁り―/久女

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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「花の雨」の解説

花の雨
〔浄瑠璃〕
はなのあめ

歌舞伎浄瑠璃外題
初演
明治32.5(東京宮戸座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

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