芒種(読み)ぼうしゅ

日本大百科全書(ニッポニカ)「芒種」の解説

芒種
ぼうしゅ

二十四節気の一つ。5月のにあたり、旧暦では4月末から5月上旬、新暦では6月8日ごろにあたる。イネやムギなどの(のぎ)のある作物の種を播(ま)く時節というところから芒種といわれる。現在の田植の時期は早まったが、昔の田植の時期はこのころであった。気象的にみると、梅雨入り(つゆいり)になりかかりのころにあたる。夏の季語。

根本順吉

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「芒種」の解説

芒種
ぼうしゅ

二十四節気の一つ。太陰太陽暦の5月節 (5月前半) のことで,太陽の黄経が 75°に達した日 (太陽暦の6月6日か7日) に始り,夏至 (6月 21日か 22日) の前日までの約 15日間であるが,現行暦ではその期間の第1日目をさす。その頃は刈入れの植付けに適した時期で,昔中国ではこれをさらに5日を一候とする三候 (螳螂生,鵙始鳴,反舌無声) に区分した。

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精選版 日本国語大辞典「芒種」の解説

ぼう‐しゅ バウ‥【芒種】

〘名〙 二十四節気の一つ。太陽の黄経が七五度のときをいう。陰暦五月の節で、陽暦の六月六日頃に当たる。稲・麦など芒(のぎ)をもつ穀物の種をまく時期とされていた。《季・夏》 〔延喜式(927)〕
※俳諧・増山の井(1663)五月「芒種(バウシュ)の節 五月節也」 〔逸周書‐時訓解〕

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日本文化いろは事典「芒種」の解説

芒種

6月6日頃 芒種とは稲や麦など"が出る穀物の種を蒔く"という意味で、この頃は種まきを始め農家の忙しくなる時期です。ちょうど梅雨に入る頃で、少し蒸し暑くじめじめする時期ですね。

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デジタル大辞泉「芒種」の解説

ぼう‐しゅ〔バウ‐〕【×芒種】

二十四節気の一。太陽の黄経が75度の時。6月6日ごろ。稲・麦などのぎをもつ穀物の種をまく時期とされていた。 夏》「伊賀山や―の雲の不啻ただならず/圭岳」

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