艷消硝子(読み)つやけしガラス

精選版 日本国語大辞典 「艷消硝子」の意味・読み・例文・類語

つやけし‐ガラス【艷消硝子】

〘名〙 (ガラスはglas) 表面をすりみがいたりして細かい傷をつけ不透明にした板ガラスくもりガラスすりガラス。つやけし。
※舎密局必携(1862)三「直ちに撮影鏡器内の無沢玻璃板に代へて挿入し」
金色夜叉(1897‐98)〈尾崎紅葉〉中「光沢消硝子の軒燈籠に鳥と標(しる)したる方に」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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