色擦(読み)いろずれ

精選版 日本国語大辞典 「色擦」の意味・読み・例文・類語

いろ‐ずれ【色擦】

〘名〙 遊興情事に慣れて悪賢くなること。
浮世草子・傾城武道桜(1705)三「譏る人からまへめな時は是におなじ、色ずれして取りまはりよくなればこそよしあしをも云へ」

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