色を易え品を易う(読み)いろをかえしなをかう

精選版 日本国語大辞典 「色を易え品を易う」の意味・読み・例文・類語

いろ【色】 を 易(か)え=品(しな)[=様(さま)・=篇(へん)]を易(か)

さまざまに手を尽くす。さまざまに手段を講じる。手をかえ品をかえる。
高野山文書‐観応二年(1351)二月一三日・鞆淵庄下司百姓和談起請置文「百姓等、若令背諸衆事書之旨、或易色易篇而構公事難渋」
浄瑠璃曾我会稽山(1718)三「此異見はいく度か色をかへ品をかへていひつくし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android