色の物(読み)いろのもの

精選版 日本国語大辞典 「色の物」の意味・読み・例文・類語

いろ【色】 の 物(もの)

① にび色のもの。喪服
※宇津保(970‐999頃)国譲上「いろのものなどして、たたむ月のほどには、よのまはしのびてまゐり侍らん」
醤油(しょうゆ)異称
金沢文庫古文書‐(年月未詳)(室町)氏名未詳書状(六・四八三四)「むらさき物悦候て給はりて候〈略〉これも又いろの物のおし候べく候時に、返々悦申候はんと」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android