良材(読み)りょうざい

精選版 日本国語大辞典 「良材」の意味・読み・例文・類語

りょう‐ざい リャウ‥【良材】

〘名〙
① よい材木。また、よい材料。
筑波問答(1357‐72頃)「美しく削り磨きてこそ、うるはしき良材にもなり侍るべけれ」 〔管子‐小匡〕
素質に恵まれた者。すぐれた人材
公家新制‐弘長三年(1263)八月一三日・亀山天皇宣旨「家雖累葉之学、若非良材、徒有課試之名、更無及第之実

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「良材」の意味・読み・例文・類語

りょう‐ざい〔リヤウ‐〕【良材】

質のよい木材。また、よい材料。
すぐれた人材。「天下良材を求める」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「良材」の読み・字形・画数・意味

【良材】りよう(りやう)ざい

よい材質のもの。また、賢才。〔国語、周語下〕夫(そ)れは、高山・廣川・大なり。故に能く是の良材を生ず。

字通「良」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android