船霊節供(読み)ふなだませっく

世界大百科事典(旧版)内の船霊節供の言及

【船霊】より

…船霊をまつりこめる場所は,船の中央部,かつて帆船時代には帆柱の下のツツとかモリとかいわれた部分である。年中行事として正月2日または多く11日を船霊祭,船霊節供などと呼び,船霊に神酒をあげる風習も多くみられるが,大漁の際などにもこれをまつる。また,漁が不漁のときとか船がけがれたときなどに,船霊をとりかえることもある。…

※「船霊節供」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」