船足(読み)せんそく

精選版 日本国語大辞典 「船足」の意味・読み・例文・類語

せん‐そく【船足】

〘名〙 船の進む速さ。船の速度。ふなあし。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「船足」の意味・読み・例文・類語

ふな‐あし【船足/船脚】

船の進むこと。また、その速さ。「―を伸ばす」「―が落ちる」
水上にある船の、水面下部分。また、その深さ。喫水

せん‐そく【船足】

船の速度。ふなあし。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「船足」の意味・わかりやすい解説

船足
ふなあし

いくつかの意味があるが,今日では,(1) と (2) に使用するケースが多い。 (1) 船の進行または船の速力。 (2) 船の喫水,つまり浮んでいる船体水中に沈んでいる深さ。 (3) 水上にある船の横へ傾斜する難易を表わす船方用語。 (4) 近世和船の喫水測定の代用として設けられたもので,船体中央部の腰当船梁下面と喫水面との垂直の高さをいう。 (5) 船の復原力を増大させるため,船底に積込むバラストのことをいう。石や重い荷物をあてるのを通例とする。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android