舵取装置(読み)かじとりそうち

世界大百科事典(旧版)内の舵取装置の言及

【甲板機械】より

…船の推進以外の目的に使われる補助機械で,機関室に置かれていないものの総称。主要なものは操舵装置(舵取装置),荷役装置,揚錨(ようびよう)装置,係船装置などである。(1)舵取装置 船は船型と速力の大小に応じて適当な舵取装置を装備しているが,その機能は船の安全上きわめて重要であり,長さが60mを超える船には動力による舵取装置をつけることが法規で義務づけられている。…

【自動車】より

…車両自体にエネルギー源と原動機を備え,レールによらずに主として路上を自由に運転走行できる車両をいい,路上を走行するものでもトロリーバスのように架線を用いる車両は含めないのがふつうである。ただしトレーラートラックやトレーラーバスのように牽引される車両は自動車に含めている。なお,ISOの〈Road Vehicles:Types,Terms and Definitions〉では,原動機を備え路上を運行する車両で,4個またはそれ以上の車輪をもち,レールを用いないで人や荷物の運搬,その牽引,特別用途のために使われる車両を自動車motor vehicleと定義して,トロリーバスも含めており,また三輪車でも車両重量400kg以上のものは自動車に含めている。…

※「舵取装置」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」