舞立(読み)まいたつ

精選版 日本国語大辞典 「舞立」の意味・読み・例文・類語

まい‐た・つ まひ‥【舞立】

〘自タ五(四)〙 舞うようにひるがえりながら、上へあがる。舞い上がる。
狂歌吾吟我集(1649)四「うつなみの鼓にのりて舞立はこや鈴鴨の神楽なるらん

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の舞立の言及

【舞楽】より

…このため管絃用の楽太鼓や鉦鼓は座奏されるのに対し,舞楽の大太鼓,大鉦鼓は立奏される。このような舞楽特有の楽器の演奏スタイルを舞楽吹(ぶがくぶき)あるいは舞立(まいだち)といって管絃のそれと区別している。なお,舞楽の伴奏楽器群は管方と呼ばれ,舞台の後方の一隅に席を設け,服装も,管絃の場合とは異なり襲(かさね)装束を着ける。…

※「舞立」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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