舌の根(読み)したのね

精選版 日本国語大辞典 「舌の根」の意味・読み・例文・類語

した【舌】 の 根(ね)

舌のねもと。舌のつけね。さえずりの根。舌根
源平盛衰記(14C前)三六草分のかふ、そしじのはずれ、肝のたばね、舌根(シタノネ)、鹿の実には能き処ぞ」
浄瑠璃釈迦如来誕生会(1714)一「二言(ごん)と吐かば、舌のね引ぬいて捨んず」

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デジタル大辞泉 「舌の根」の意味・読み・例文・類語

した‐の‐ね【舌の根】

舌のねもと。舌のつけね。

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