臼搗・舂(読み)うすづく

精選版 日本国語大辞典 「臼搗・舂」の意味・読み・例文・類語

うす‐づ・く【臼搗・舂】

〘自カ四〙 (「うすつく」とも)
穀物などを臼に入れて杵(きね)でつく。
今昔(1120頃か)二「我舂き炊(かし)く所に宿す」
② (漢字「舂」の訓読) 太陽が山の端などにかかる。多く、太陽が没することをいう。
浄瑠璃・信田森女占(1713)三「いそに入日のうすずけば」 〔淮南子‐天文訓〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android