精選版 日本国語大辞典 「至言」の意味・読み・例文・類語
し‐げん【至言】
〘名〙 あることがらを非常にうまく適切に言い表わしたことば。
※本朝文粋(1060頃)二・答同公辞関白表勅〈菅原文時〉「託レ病以陳レ情。毎憶二薬石之至言一」
※将来之日本(1886)〈徳富蘇峰〉三「富国論を読み〈略〉是れ欧州近時文明人民の通論なりとの言を聞き、窃かに其至言なるを感じたるに」 〔漢書‐賈山〕
しい‐げん【至言】
〘名〙 「しげん(至言)」の慣用読み。〔文明本節用集(室町中)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報