自然界(読み)しぜんかい

精選版 日本国語大辞典 「自然界」の意味・読み・例文・類語

しぜん‐かい【自然界】

〘名〙
人間をも含んだ、天地万物が存在する範囲。また哲学で、認識の対象となるすべての外界
運命論者(1903)〈国木田独歩〉二「自然界(シゼンカイ)は原因結果の理法以外には働かないものと僕は信じて居ますから」
天体山川草木動物など、人間社会をとりまく自然の世界
※尋常小学読本(1887)〈文部省〉七「自然界中の、何界に属するものぞ」
人間界生物界と区別された物理的世界。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「自然界」の意味・読み・例文・類語

しぜん‐かい【自然界】

人間を含む天地万物の存在する範囲。
人間界以外の、天体や動植物など人間をとりまく自然の世界。
人間と生物を除く、物理的な世界。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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