自心(読み)じしん

精選版 日本国語大辞典 「自心」の意味・読み・例文・類語

じ‐しん【自心】

〘名〙 仏語自分の心。
秘蔵宝鑰(830頃)下「第六〈略〉不自心為天獄、豈悟唯心除禍災
※永平道元禅師清規(13C中)知事清規「慈育雲水、衆心為自心
浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉二「自心に苦悩が有る時は、必ずその由来する所を自身に求めずして他人に求める」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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