自律神経遮断薬(読み)じりつしんけいしゃだんやく

百科事典マイペディア 「自律神経遮断薬」の意味・わかりやすい解説

自律神経遮断薬【じりつしんけいしゃだんやく】

自律神経系における衝撃伝達を神経節で遮断する薬剤普通,その作用交感副交感神経うち一つ器官を支配している緊張度の高い方を抑制する。したがって血圧降下薬(交感神経遮断),鎮痛薬(副交感神経遮断)などの効果がある。おもな薬剤としてヘキサメトニウム,メカミルアミン,ペントリニウムなど。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android