自己中心的言語(読み)じこちゅうしんてきげんご

世界大百科事典(旧版)内の自己中心的言語の言及

【自己中心性】より

…子どもの思考に論理性が乏しく,思いついたままのことを何の関連もつけずに次々と並べたてるだけですませてしまうのもそのためである。視点の未分化なこの自己中心性は,主観と客観とを混同させて考える思考(アニミズムや実在論や人工論)となってあらわれるし,言語面では〈自己中心的言語〉として示される。 児童期(6,7~12,13歳)の間に自己中心性は克服されていくが,その過程は知覚における〈脱中心化〉や,数量の〈保存〉の成立などの研究によって明らかにされている。…

※「自己中心的言語」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android