自動車用鋼板(読み)じどうしゃようこうはん

世界大百科事典(旧版)内の自動車用鋼板の言及

【鋼板】より

…製造のうえでの画期的な技術開発は,圧延サイクルと加熱冷却サイクルとの結合によって,比較的成分の単純な鋼板の強靱(きようじん)性を著しく改善することのできるコントロールドローリングをはじめとする加工熱処理法に関するものである。 薄板sheetはふつう厚さ3mm未満のものをいい,自動車用鋼板,家電製品用鋼板,あるいはめっき用などの表面処理鋼板として広く用いられている。自動車用鋼板については第2次大戦後,初めアメリカで,次いで日本において性状に関しての大きな進歩が得られた。…

※「自動車用鋼板」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」