自動小銃(読み)じどうしょうじゅう

精選版 日本国語大辞典 「自動小銃」の意味・読み・例文・類語

じどう‐しょうじゅう ‥セウジュウ【自動小銃】

〘名〙 発射薬莢(やっきょう)排出装填(そうてん)を自動的に行なう小銃。〔最新現代語辞典(1933)〕

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デジタル大辞泉 「自動小銃」の意味・読み・例文・類語

じどう‐しょうじゅう〔‐セウジユウ〕【自動小銃】

発射・装塡そうてんが自動的に行われる連発小銃。
[類語]鉄砲銃器飛び道具ピストル短銃拳銃はじき機関銃機関砲小銃ライフルライフル銃猟銃火縄銃散弾銃空気銃大砲迫撃砲ショットガンエアガンマシンガンカービン銃バズーカ砲ガス銃ガトリング銃カラシニコフ騎銃救難銃軽機関銃ゲベール銃高圧電流銃三八式歩兵銃実銃自動拳銃重機関銃準空気銃水中銃スタンガンスナイドル銃短機関銃単身銃単発銃鳥銃二連銃村田銃モーゼル銃連発銃遊戯銃玩具銃模型銃光線銃水鉄砲豆鉄砲紙鉄砲威し鉄砲空鉄砲剣付き鉄砲竹鉄砲ふところ鉄砲山吹鉄砲トイガンモデルガンエアソフトガンエアライフルビームライフル

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百科事典マイペディア 「自動小銃」の意味・わかりやすい解説

自動小銃【じどうしょうじゅう】

引金を引くと弾丸が発射され,同時に火薬ガスの排出圧力を利用して次弾を装填(そうてん),引金の操作のみで連発できる小銃。引金を引いている間連続発射される全自動式と,発射のたびごとに引金を引きなおす半自動式がある。1882年のウィンチェスター騎銃(ウィンチェスター銃),1908年メキシコのモンドラゴンの発明などに始まるが,実用的な進歩は第1次大戦後。第2次大戦では多用され歩兵威力を著しく増大させ,今日ではほとんどの国で装備しており,西欧諸国では口径0.3インチ(7.62mm)のNATO弾用に統一している。自衛隊のもつ64式小銃は日本で開発された全・半自動切換式で,口径7.62mm,全長約1m,重量約4.3kg,箱弾倉20発,最大発射速度毎分500発,有効射程400m。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「自動小銃」の意味・わかりやすい解説

自動小銃
じどうしょうじゅう
automatic rifle

連続発射の操作が自動的に行われる個人携帯用の火器原理,機構は機関銃とほぼ同じである。第2次世界大戦後,各国で使用されている小銃はほとんどこの方式で,全自動・半自動機構 (→半自動小銃 ) 併有である。初期のものにアメリカの M14,ベルギーの FAL,ドイツのG-3イギリスの L1A1,日本の64式小銃などがある。これらの主要目は,口径 7.62mm,全長約 1m,重量約 4kg,有効射程 400~500m,発射速度毎分 500~700発。現在では口径 5.56mmが主流となっており,アメリカのM16ライフル,日本の89式小銃などがある。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「自動小銃」の意味・わかりやすい解説

自動小銃
じどうしょうじゅう

小銃

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