臨界質量（読み）リンカイシツリョウ

デジタル大辞泉

りんかい‐しつりょう〔‐シツリヤウ〕【臨界質量】

核燃料の、核分裂連鎖反応を維持するために必要な最小限度の質量。臨界量。クリティカルマス。

出典　小学館

精選版 日本国語大辞典

りんかい‐しつりょう ‥シツリャウ【臨界質量】

〘名〙 原子核分裂の連鎖反応を維持するために最小限必要な核分裂物質の量。

出典　精選版 日本国語大辞典

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

臨界質量
りんかいしつりょう

「臨界」のページをご覧ください。

出典　ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

世界大百科事典（旧版）内の臨界質量の言及

【原子炉】より

…　以上から，炉心のような中性子増倍体系が臨界になるためには，その組成によって定まるある大きさを必要とすることがわかる。この大きさを臨界寸法と呼び，これに含まれる燃料の量を臨界質量という。臨界質量は，燃料の成分や炉心の形状，減速材，反射体の種類などに関連する(図2)。…

※「臨界質量」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典｜株式会社平凡社「世界大百科事典（旧版）」