臨写(読み)りんしゃ

精選版 日本国語大辞典 「臨写」の意味・読み・例文・類語

りん‐しゃ【臨写】

〘名〙 手本を見て写すこと。まねて写しとること。臨書
雍州府志(1684)七「紙〈略〉擣紙於石盤之上而施雲母汁於其上則其紙透徹宜写書画」 〔董逌‐遺教経跋〕

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デジタル大辞泉 「臨写」の意味・読み・例文・類語

りん‐しゃ【臨写】

[名](スル)原本や手本を見て字や絵などをかき写すこと。「名筆臨写する」
[類語]写す書き写す書き取る転記する謄写する筆写する手写する書写する透写するなぞるトレースする転写する・拓本

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普及版 字通 「臨写」の読み・字形・画数・意味

【臨写】りんしや

する。

字通「臨」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の臨写の言及

【臨摹】より

…中国で模写の一方法をいう。模写にはさまざまな方法があるが,臨とは原物をかたわらに置き,その形勢を写すやり方,臨写ともいう。摹とは原物の上に薄紙を置き透写(すきうつ)しする方法をいう。…

※「臨写」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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