膈人(読み)かくじん

精選版 日本国語大辞典 「膈人」の意味・読み・例文・類語

かく‐じん【膈人】

〘名〙 (「膈」は胸の病いの一つ) ばくち打ち。博徒。ばくち打ちが、ばくちに勝ってもすぐ負けることを、胸の病にかかっている人は飲めばすぐ吐くということにたとえていう。
※子孫鑑(1667か)中「世中に闕人(カクジン)・男だてといふ異名あり。かく人(ジン)と云は博奕(ばくゑき)のみ業としてけり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android