精選版 日本国語大辞典 「腹立」の意味・読み・例文・類語
はらだたし・い【腹立】
※竹取(9C末‐10C初)「この子を見れば、苦しき事もやみぬ、はらたたしき事も慰みけり」
はらだたし‐げ
〘形動〙
はらだたし‐さ
〘名〙
はら‐だ・つ【腹立】
[1] 〘自タ五(四)〙 (「はらたつ」とも)
① 怒りのために腹の中が燃えるようになる。怒る。いきどおる。立腹する。
※竹取(9C末‐10C初)「中納言あしくさぐればなき也とはらたちて」
② 責めたてる。また、いさかう。喧嘩をする。
[2] 〘自タ下二〙 ⇒はらたてる(腹立)
はら‐だち【腹立】
〘名〙 (「はらたち」とも) 腹を立てること。怒ること。癇癪(かんしゃく)をおこすこと。立腹。
はらだたし【腹立】
〘形シク〙 ⇒はらだたしい(腹立)
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