腹太(読み)はらぶと

精選版 日本国語大辞典 「腹太」の意味・読み・例文・類語

はら‐ぶと【腹太】

〘名〙
① (形動) 胆力の大きいこと。度量の大きいこと。腹が太いこと。また、そのさまやその人。
※歌舞伎・吉様参由縁音信(小堀政談)(1869)二幕「あんな女に見替へられては、腹太の腹が立つ」
※雑俳・柳多留‐三六(1807)「腹ぶとを一口くって頬をやき」
③ 魚「ぼら(鯔)」の異名。《季・秋》 〔本朝食鑑(1697)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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