精選版 日本国語大辞典 「腸骨」の意味・読み・例文・類語
ちょう‐こつ チャウ‥【腸骨】
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恥骨(ちこつ)、坐骨(ざこつ)とともに寛骨(かんこつ)を構成する骨の一つで、扇形に広がった扁平(へんぺい)状をなす。恥骨、坐骨とは癒合して寛骨を形成する。仙骨は両腸骨の間に、はまるように位置する。腸骨の扁平に広がる部位を腸骨翼とよぶが、ここは中央が薄い皿状で、その内側面ではおもに腸管を支えている。腸骨の名称はこの役割に由来する。鼠径(そけい)線上の外側上端部には、この骨のもっとも突出した隆起部分があり、皮下に触れることができる。この部分を上前腸骨棘突起(きょくとっき)といい、体表計測では重要な基準となる。下肢の長さは、この棘突起から脛骨(けいこつ)の内果(ないか)(ウチクルブシ)までの長さとされている。また、この棘突起と「へそ」を結ぶ線上で、外側からほぼ3分の1の部分は虫垂炎の圧痛点となっている。
[嶋井和世]
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… 四足動物になると,後肢が地上で体を支えることと関連して腰の骨格ががんじょうになった。そしてかならず腸骨・恥骨・坐(座)骨という3種の骨が片側の骨盤(これを寛骨という)を構成するようになる。寛骨の背方部は腸骨,腹方前部は恥骨,腹方後部は坐骨で占められ,中央部でこれら3骨が合するところの外側面に深いくぼみ(寛骨臼)があって,ここに後肢の基部骨格である大腿骨の骨端がはまりこんで関節する。…
※「腸骨」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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