腰籠(読み)こしご

精選版 日本国語大辞典 「腰籠」の意味・読み・例文・類語

こし‐ご【腰籠】

〘名〙 腰に付ける、ひさご形で口の広い籠(かご)漁夫などがとった魚を入れるために用いる。魚籠(びく)
※俳諧・みつのさま(1743)「肩輿(かご)の渡しにぶらさがるなり〈兎士〉 聟入に腰籠(こしご)も猿も連て行〈羅白〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報