腰湯(読み)こしゆ

精選版 日本国語大辞典 「腰湯」の意味・読み・例文・類語

こし‐ゆ【腰湯】

〘名〙 腰から下だけ湯につかること。坐浴(ざよく)
※評判記・色道大鏡(1678)三「端女は、あそび一度に一度づつ腰湯(コシユ)を用ゆ」

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デジタル大辞泉 「腰湯」の意味・読み・例文・類語

こし‐ゆ【腰湯】

たらいなどに入れた湯に腰から下だけつかること。座浴。「腰湯を使う」

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「腰湯」の意味・わかりやすい解説

腰湯
こしゆ

座浴

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世界大百科事典内の腰湯の言及

【座浴】より

…かつて〈腰湯〉とも呼ばれていたもので,温湯,あるいは薬液に臀部を浸すことをいう。入浴できない人が臀部を清潔にしたり,身体を温めたりする目的で用いるもので,部分浴の一つである。…

※「腰湯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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