腕を組む（読み）ウデヲクム

デジタル大辞泉

腕うでを組く・む

１ 両腕を胸の前で組む。傍観するとき、または、考えこむときなどにするしぐさ。
２ 二人が腕を組み合わせる。転じて、協力するために仲間になる。

出典　小学館

精選版 日本国語大辞典

うで【腕】 を 組(く)む

① 腕組みをして考えるさまにいう。

※雑俳・柳多留‐一四三（1836）「腕を組口をむすんで智恵袋」

② 人と人とが腕を組み合わせる。また、一つの目標に向かって団結することにいう。スクラムを組む。

※彼の歩んだ道（1965）〈末川博〉一「そのなかで二人の兵隊が腕を組んで〈略〉いばって濶歩する光景があった」

出典　精選版 日本国語大辞典