腑分(読み)ふわけ

精選版 日本国語大辞典 「腑分」の意味・読み・例文・類語

ふ‐わけ【腑分】

〘名〙
解剖のこと。
※俳諧・武玉川(1750‐76)一八「腑分の戻り傾城をかふ」
② 転じて、詳細に分析すること。
※頽廃の根源について(1953)〈小田切秀雄〉一「屈服とないまぜになっているものの立ち入ったふわけをも含めて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android