脳静脈洞血栓症(読み)のうじょうみゃくどうけっせんしょう(英語表記)sinus thrombosis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「脳静脈洞血栓症」の意味・わかりやすい解説

脳静脈洞血栓症
のうじょうみゃくどうけっせんしょう
sinus thrombosis

硬膜静脈洞に起る血栓症。多くは感染性で,顔面頸部炎症,口腔内疾患,中耳炎,乳様突起炎などが原因で起る。非感染性のものは,栄養障害 (乳児) ,萎黄病,重症急性感染症 (腸チフスなど) などによる。炎症症状髄膜刺激症状頭蓋内圧亢進症状などのほか,病変部に応じた症状が現れる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android