脳膜炎（読み）ノウマクエン

デジタル大辞泉

のうまく‐えん〔ナウマク‐〕【脳膜炎】

⇒髄膜炎ずいまくえん

出典　小学館

精選版 日本国語大辞典

のうまく‐えん ナウマク‥【脳膜炎】

〘名〙 脳および脊髄を包んでいる膜に、いろいろな病原体がはいって起こる病気。突然寒けと高熱がでて、頭がひどく痛み嘔吐(おうと)したりする。やがて意識の混濁が起こり、痙攣(けいれん)を起こしたり意識障害を示す。髄膜炎。脳脊髄膜炎。

※金色夜叉（1897‐98）〈尾崎紅葉〉後「頭部に受けし貫一が挫傷は、危くも脳膜炎を続発せしむべかりしを」

出典　精選版 日本国語大辞典

改訂新版　世界大百科事典

脳膜炎 (のうまくえん)

→髄膜炎

出典　株式会社平凡社「改訂新版　世界大百科事典」

百科事典マイペディア

脳膜炎【のうまくえん】

→脳脊髄膜炎

出典　株式会社平凡社

日本大百科全書(ニッポニカ)

脳膜炎
のうまくえん

→髄膜炎

出典　小学館　日本大百科全書(ニッポニカ)

世界大百科事典（旧版）内の脳膜炎の言及

【髄膜炎】より

…いわゆる脳膜炎のことで，脳脊髄膜炎ともいう。髄膜の炎症は硬膜を侵す硬膜炎pachymeningitisとくも膜，軟膜を侵す軟膜炎leptomeningitisに大別されるが，後者が髄膜の炎症の大部分を占め，通常単に髄膜炎と呼ばれる。…

※「脳膜炎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典｜株式会社平凡社「世界大百科事典（旧版）」