脱色法(読み)だっしょくほう

精選版 日本国語大辞典 「脱色法」の意味・読み・例文・類語

だっしょく‐ほう ‥ハフ【脱色法】

〘名〙 染色した糸または織物から色を抜き、無色または淡色にする操作法。炭酸ソーダ重曹せっけんなどの溶出剤によって染料を溶解滲出(しんしゅつ)させる溶出法と、ハイドロサルファイト亜鉛末、重クロム酸カリ、漂白粉などの抜消剤によって酸化・還元を行ない、染料を化学的に抜消する方法とがある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android