脱然(読み)だつぜん

精選版 日本国語大辞典 「脱然」の意味・読み・例文・類語

だつ‐ぜん【脱然】

〘形動タリ〙 すべて抜け去るさま。
※東海一漚集(1375頃)三・祭天菴和尚「既入先師之室、脱然超逸、不測量」 〔春秋公羊伝‐昭公一九年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「脱然」の読み・字形・画数・意味

【脱然】だつぜん

すっきりする。病が治る。〔公羊伝、昭十九年〕樂正子春の疾をるや、復た一を加ふれば、則ち然として(い)ゆ。復た一を損すれば、則ち然としてゆ。

字通「脱」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android