能言(読み)のうげん

精選版 日本国語大辞典 「能言」の意味・読み・例文・類語

のう‐げん【能言】

〘名〙 弁舌に長じていること。能弁。雄弁。
明衡往来(11C中か)下末「能言鸚鵡、可珍禽」 〔鬼谷子‐中経〕

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普及版 字通 「能言」の読み・字形・画数・意味

【能言】のうげん

よくものいう。〔礼記、曲礼上〕鸚鵡(あうむ)は能く言(ものい)へども飛鳥を離れず、猩猩(しやうじやう)は能く言へども禽獸を離れず。今、人にして禮無くんば、能く言ふと雖も、亦た禽獸の心ならずや。

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