能弁・能辯(読み)のうべん

精選版 日本国語大辞典 「能弁・能辯」の意味・読み・例文・類語

のう‐べん【能弁・能辯】

〘名〙 (形動) 弁舌の巧みなこと。しゃべることの上手なこと。また、そのさま。雄弁。
※雑俳・川傍柳(1780‐83)二「能弁の徳は分一を度々しめる」
三四郎(1908)〈夏目漱石〉六「与次郎は頗る能辯(ノウベン)である」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android