胸襟を開く(読み)キョウキンヲヒラク

デジタル大辞泉 「胸襟を開く」の意味・読み・例文・類語

胸襟きょうきんひら・く

思っていることをすっかり打ち明ける。「―・いて語り合う」
[類語]以心伝心呼応意気投合合意コンセンサス息が合う反りが合う反り馬が合う気が合う肌が合う琴瑟きんしつ相和す打てば響くつうかあファミリアフレンドリーアットホームドメスティック家庭的打ち解ける解け合う馴染む親しむ心安い水いらず親しい近しい気安いむつまじい親密懇意昵懇じっこん懇親別懇ねんご親愛和気藹藹あいあい仲良し人なつこい取っ付きやすい懐こい如才ない調子がいいなれなれしい馴染み深いつうつう応える共鳴同感共感拈華微笑ねんげみしょう心を合わせる心を一にする心を通わす心が通う気が置けない腹を割る心を開く心を許す気を許す肝胆相照らす心を交わす心を以て心に伝う

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「胸襟を開く」の意味・読み・例文・類語

きょうきん【胸襟】 を 開(ひら)

隠し立てをしないで、心の中に思っていることをすっかり話す。心の中をうちあける。胸臆(きょうおく)を開く。
花間鶯(1887‐88)〈末広鉄腸〉下「国野と貴顕胸襟(キョウキン)を開(ヒラ)いて談論をなせども」

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