旺文社世界史事典 三訂版 「胡 適」の解説
胡 適
こせき
Hú Shì
中国の文学者・思想家
安徽 (あんき) 省の生まれ。アメリカに留学してプラグマティズムを学んだ。コロンビア大学在学中に雑誌「新青年」に論文「文学改良芻議」を発表し,白話文学を提唱して文学革命の口火を切った。1919年の五・四運動後,反共反ソの態度を強めた。1938年国民政府の駐米大使となり,42年行政院最高政治顧問,46年北京大学長となる。1948年にアメリカへ亡命。主著に『中国哲学史大綱』『白話文学史』『胡適文存』などがある。
胡 適
こてき
出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報